モダン・エレクトリック・ベース

R&Bのベーシスト、ジェリー・ジェモットとの対話形式で、
ジャコの個性的なプレイ・スタイルがどのように誕生したかを、
ジャコ自身が語る興味深い映像である。

エクササイズ

「フィンガリング」、「スケール」、「ダブルストップ」、「アルペジオ」、
「ミュート」、「ハーモニクス」と言ったテクニックについて、
ジャコ自身が演奏しながら、解説している。

「ドナ・リー」を完璧に弾きこなすようになるまで、9年の歳月を費やしたこと、
音楽性やテクニックは「努力」によって身につけたとの話に、
天才と言われたジャコも、その努力によって支えられていたことが分かる。

ソロ・ベース

ジョン・コルトレーンの「ネイマ」、「コンティニューム」を演奏している。

ジャム・セッション

ジョン・スコフィールド(g)、ケンウッド・デナード(ds)を迎えての
ジャム・セッションでは、独創的な演奏がみられる。
「リバティ・シティ」は、ジャコ自身によるピアノソロが聴ける。

ジャコのテクニックが目前で披露される貴重な教則映像である。
1985年に収録された作品で、ジャコが亡くなる1987年のわずか2年前の映像である。

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