1982年7月、カナダ・モントリオール・インターナショナル・ジャズ・ファスティバル
のステージを収録したDVD。
ジャコの奇行が目立ちはじめた頃ではあるが、長い間、ライブ作品としては、
唯一の作品であり、貴重な映像である。
顔のペイントが、少し気になるところ。
みどころ
「ドナ・リー」では、ボブ・ミンツァーのバス・クラリネットで始まる。
ランディー・ブレッカー(tp)のアドリブも加わり、最後にジャコが登場。
印象的なテーマがスタートするが、3人の正確で一糸乱れぬユニゾンが素晴らしい。
ラストの「ファニー・メイ」では、ジャコのヴォーカルを聴くことができる。
エンターテナーとしての性格が感じられ、ハッピーな姿を見ることができる。
ピーター・アースキン(ds)、ドン・アライアス(perc)、オセロ・モリノウ(steel-pan)、
という、長年の盟友と一緒に演奏する姿を見ると、
ジャコがもう少し存命してくれたら、どんな音楽が生まれていたかと惜しまれる。
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